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法嶺山妙行寺は、長崎市大浦相生町に在り、鍋冠山の北嶺に位置し、大浦諏訪神社と大浦天主堂と隣接しています。
本堂
文政2年(1819年)の火災で全焼したのち、文政6年(1823年)に再建
され、明治36年(1903年)に改築。
平成3年(1991年)には親鸞聖人750回御遠忌並に妙行寺開基350年
法要の記念事業にて修復。
山門
建築年代は不詳
梵鐘
安政2年に新築され、度々修繕を繰り返し、現在の鐘楼堂は第15代見龍によって昭和24年に修復された。
経堂
明治36年建立。当時は大蔵経を蔵し、正面に聖徳太子立像を安置していた。現在は納骨堂兼永代収骨堂となっている。
納骨堂
亡くなられた人は皆、「お骨」になります。その姿は「死」を意味します。自らの身をもって、「人間は必ずその命を終えていかねばならない」ということを教えてくれています。なぜなら我々は皆、命に限りあるものとして生まれてきたからです。
「お骨」は今を生きる我々に「その限りある命を、そしてその人生をどのように生きるのか」と問いかけています。「お骨」をとおして亡き人と向き合い、その生き方に思いをはせることにより、自分の生き方を見つめ直す。その大切な場のひとつが、この納骨堂です。
一昔前は、「納骨といえばお墓」という概念がありました。しかし近年、特に都市部においては時代の変化と共に、墓地の入手や維持管理が困難となりました。また家族形態の変化、ならびに少子化等の時代状況から、後々の世代まで気軽に安心して預けられる処として「お墓から納骨堂へ」とその場所を求められる方々が飛躍的に増えました。
亡き人と共に“仏道”を歩ませていただくことが出来るのが、妙行寺の「納骨堂」です。
種類 | 冥加金 | 年間管理志 | 最大納骨数 |
---|---|---|---|
2段型 | 70万~100万円 | 2,000円 | 4~8体 |
一時預り | 24,000円 | 1体 |
※管理志の他に、門徒会費(維持費)を納める必要があります。
墓地
墓地名 | 所在地 |
---|---|
小屋敷墓地 | 相生町62-2-563 |
桐の木墓地 | 出雲1丁目261-4 |
蓑墓地 |
上戸町2丁目 226-1 227-1 228 230 232-1 233 235-1 |
妙行寺久保墓地 |
上戸町4丁目 115-2の一部 250-1~6 251 |
桐の木西墓地 | 川上町 |
桐の木平墓地 | 川上町 |
戸町浄苑 | 戸町2丁目57-2 |
日南平墓地 | 中新町 |
妙行寺古河の辻墓地 | 西琴平町20-3 21 31 32 33 |
昔から真宗門徒は、葬儀を厳しい生死無常の知らせと受け取り、亡き人を偲びつつ、如来のみ教えに遇う仏縁としてきました。しかし、近年
葬儀の形が変わり、仏事にかなった荘厳と儀式が見失われ、世俗的で煌びやかなおかざりが目立つようになりました。
真宗の葬儀は、故人のための追善供養といった意味ではなく、何処までも亡き人を偲びつつ、亡き人を縁として残された私が仏法を聞くこと
にあります。
真宗大谷派では、故人の遺影ではなくご本尊(阿弥陀如来)を中心として、野卓(紙花・香炉・燭台・華束・根菓餅)を用いて荘厳します。
斎場の華やかなお飾りと比べ簡素な荘厳ですが、悲しみを紛らわすことなく真摯に寂しさや悲しみと向き合う事が大切です。
深い悲しみ深い苦しみを通してのみ出遇えるものが私たちには必ずあります。本来の荘厳で故人を偲び、尊い仏縁としてください。
葬儀の会場使用料
会場 | 会場使用料(齊壇料含む) | 収容人数 | |
---|---|---|---|
本堂 | 灯明・お香含む | 200,000円 | 100名程度迄 【椅子を使用】 |
法事や仏事というものは、私が思い立ってするものではありません。自分に先立って人生を歩まれた方々が居てこそ、仏さまの教えやそこに
集う人々との出会いがあるのです。人生における出会いは、私たちの分別を越えたはたらきによるものです。そのはたらきを阿弥陀如来といい、亡き人は諸仏となって阿弥陀如来と出会う縁を私に与えてくださっているのです。亡き人があってこそ、今の生を歩んでいる私です。亡き人のために、私がするのではなく、亡き人の呼びかけに応じて勤めるのが、法事なのです。
浄土真宗は、親鸞聖人自らが「親鸞は父母の孝養(きょうよう)のためとて、一返にても念仏もうしたること、いまだそうらわず」と語って
おられますように、亡くなった父母の追善供養のための教えではありません。
私たちが法事をおつとめする意味は、私たち自身が救われていくという内容を持っています。一つには「聞法」といわれています。聞法とは
仏法を聞くことです。私自身をいい当てている真実の言葉(法)に出あうことです。亡くなっていかれた方から、本当に聞き取らなくてはなら
ない大事なことを感じ取ることです。二つ目は「報謝」です。真実に出あえたとき、私にまで教えを伝えてくださった方々に感謝する心が生ま
れるのです。そのとき初めて、亡き人に手が合わされ、亡き人を仏さま<諸仏(しょぶつ)>といただけるのではないでしょうか。
法事の会場使用料
会場 | お布施/会場費 | 収容人数 | |
---|---|---|---|
本堂 | 50,000円 | 供物・花 (+10,000円) |
100名程度迄 【椅子を使用】 |
仏間 | 30,000円 | 供物・花 (+10,000円) |
15名程度迄 【椅子を使用】 |